災害に備えてアマチュア無線を取得しよう!
地震、台風、洪水、雪害など、災害の多い我が国日本は、今後都市を直撃するような大災害も予測されています。
災害が起こると私たちがいつも空気のように利用している電気や電波が使えなくなってしまいます。そうなると当たり前のように取れていた連絡が突然取れなくなり、またいつでも手に取れたはずの情報が全く手に入らなくなります。
災害時には水や食料の他にも「情報」も重要になってきます。
災害時、携帯電話が使えなくなった時にどのように連絡をとりますか?
全国33万局が利用中のアマチュア無線
ピーク時は130万局以上が利用していたアマチュア無線ですが、現在は全国で33万局のアマチュア無線家が無線通信を利用中です。
アマチュア無線は基地局などを介さずに話ができますので、災害時にも電源(電池など)だけ確保できていれば、全国のアマチュア無線局とつながり、連絡を取ることが可能です。
埼玉県狭山市で丸々2日間しっかりと電気・電波の基礎を勉強!
西武新宿線「狭山市駅」の西口にある狭山市産業労働センターでは、2か月に1回のペースで、このアマチュア無線の国家資格を取得できる「養成課程講習会」が開催されています。
アマチュア無線の国家資格を取得すると、携帯電話やインターネットの基礎となる電気・電波をしっかり学べます。2日間しっかり勉強した後は、最後に修了試験を受けて合格すると国家資格を取得する事ができます。
小学生でも95%以上の合格率!
狭山市の講習会では、小中学生も沢山受講しています。そしてその合格率は95%以上!ほとんどの人が合格しています。そして、最年少はなんと「幼稚園生(年長さん)」です。
当日は電波法を6時間、無線工学を4時間勉強し、その後に試験を行います。小学生から高齢者まで幅広い年齢の方々が受講しているのがこの国家資格の特徴です。
アマチュア無線の国家資格を持っているとどんな事ができるのか?
この国家資格は、昔から多くの小中学生が取得しているものです。免許を持っていると、携帯電話とは比べ物にならないほど強い電波が出せる「無線機」を使う事ができます。また幅広い種類の電波を利用する事ができるため、例えばドローンの映像を飛ばすための電波を使ったり、インターネットを介さなくても遠方の人とコミュニケーションをとったり、または画像データを送信したりすることもできます。
小さいころにこのような資格を取得して、テクノロジーに興味を持つことで、理科系の道に進むきっかけになったという人も多くいます。
防災ボランティアとしても活躍!この夏無線の免許を取ろう!
【開催概要】
主 催:JARD(日本アマチュア無線振興協会)
運 営:スタークラブ
開催日:2025年8月23日(土)、24日(日)
開催時間:1日目 9時30分~17時50分
2日目 9時30分~16時00分(その後修了試験)
お申込み:スタークラブホームページ
または以下からお問合せください。
お問合せ:スタークラブ
電話:070-8400-2787(平日9時~18時)
場 所:狭山市産業労働センター
埼玉県狭山市入間川1-3-3(西武新宿線狭山市駅西口)
▼アクセス