11月11日(土)、12日(日)の2日間にわたり開催される「東京雪まつり」。一般社団法人SNOWBANKが主催するイベントで、代々木公園に「雪」が出現し、スノーボーダーが集まりJIBセッションが開催されます。一般にも雪のスロープが解放され、子供から大人までが東京で雪を楽しめるイベントとなっており、会場には骨髄バンクのドナー登録や献血コーナーが用意されています。 このイベントに一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)が今年初めて参加します。 近年、バックカントリースキーが人気を集め、多くのスキーヤー・スノーボーダーが深雪を求め裏山に入るものの、道を外れ遭難するなどのニュースをよく目にするようになりました。アマチュア無線のような広範囲に届く無線機を備えて雪山に入ることで、仲間同士の連絡だけでなく、遭難時にも携帯電話の圏外のエリアで助けを求める手段としても活用できます。 講習会を受講することにより、電波が飛ぶ仕組みなどを正しく学び、圏外のない通信手段を自分たちでつくり、より安全なバックカントリーを楽しんでもらうための1つのツールとしてアマチュア無線を紹介しています。 是非会場に足をお運びいただき、アマチュア無線の素晴らしさに触れてください。 一般財団法人日本アマチュア無線振興協会 公式サイト http://www.jard.or.jp <スノーバンク・ペイイットフォワード> 2011年から開催されているこのイベントの主催団体の代表でもある荒井義正氏は2004年からプロスノーボーダーとして活動を開始。しかしその2年後原因不明の病に倒れ、その翌年、慢性活動性EBウィルス感染症と末梢神経障害を宣告されます。闘病生活の中とうろくした骨髄バンクによってドナーが見つかり、その2年後には...
アマチュア無線の国家資格に合格し免許証も届いた。さて次は開局申請を行ってコールサインを手に入れます。(開局の方法については、こちらをご覧ください。)コールサインを手に入れるためには、先に無線機を購入しなければなりませんが、どの周波数帯からはじめようかと目標がない場合、ハンディー機で利用できる周波数帯からスタートすることをお勧めします。 アマチュア無線でも入門ともいわれている430MHz帯での通信。初心者はこの周波数帯から入るのが一番です。なぜこのバンドが初心者向けかと言うと、以下のような理由からです。 ハンディー機で利用できる周波数帯である。 設備に費用があまりかからない。 430MHz帯は極超短波と言われ、見通し距離を飛ぶ電波である。 という理由からです。具体的にどういうことなのか?ここではその理由と実際にどのようにして運用するかをご紹介します。 ハンディー機は価格も安く、手軽に始められる! 当サイトで紹介する事例の殆どがハンディー機を中心にしたものです。それはアウトドアや日常的に使うとしても、ハンディー機のように持ち運びができるものであれば用途が広がるからです。キャンプやハイキング、登山、スキーなどアウトドアでの連絡手段としても最適です。ハンディー機は価格も安く、ホイップアンテナと呼ばれる短いアンテナだけで電波を飛ばせるため大規模な設備もいりません。 あまり遠くまで飛ばないというのも初心者に良い。 アマチュア無線のハンディー機は5W程度しか出せないものの、ハンディー機で使える430MHz帯や144MHz帯という周波数帯では条件がそろうと数百キロメートル飛ばすことができます。現実的に街中などで利用している場合、ビルや住宅などに囲まれた中では、数キロから数十キロメートル程度しか電波が飛ばなくなったりもします。これくらいしか飛ばないというのも初心者にとっては安心です。海外など...
WIRES(ワイヤーズ)-Xとは? 一般のアマチュア無線家が設営したノード(中継局)とノードをインターネット回線を利用し結び、別のノードから電波を飛ばし世界中のアマチュア無線家と交信が楽しめるシステムであり、YAESU(八重洲無線株式会社)独自のシステムです。 初心者のアマチュア無線家にとっては、ハイパワーのアマチュア無線機や高いアンテナを用意することなく、手持ちの無線機を使用し、近くのノードを利用し遠くのアマチュア無線家と交信できるメリットがあります。 利用方法 WIRES-Xを利用するためには二つの方法があり、一つは専用機材とパソコンを用意しノードになり運用する方法。もう一つは既に設営されているノードを利用し手持ちの無線機で通信する方法です。 いきなり専用機材などを用意するにはハードルが高いし予算もかかりますので、手持ちの無線機を使用した利用方法を紹介します。 まず最初に既に持っている無線機ですが、アナログ無線機なら問題なく利用できますが、デジタル無線機の場合はC4FM対応の無線機が必要になります。 次に既存のノードを探しますが、YAESUのウェブサイトでも探せますが、JQ1YDAのノード検索システムを利用すれば近くのノード・周波数・トーンスケルチ(TSQ)やデジタルスケルチ(DSQ)が簡単に分かります。 JQ1YDAノード検索:http://jq1yda.org/ 初心者やマンションなどアンテナの設置が難しい人や旅先など、近くのノードを利用して交信を楽しんでいただければと思います。 ※なるべく専門用語などを使用せず。初心者でも分かりやすい言葉で書いています。
毎年7月に行われている関西最大のアマチュア無線イベントである「関西アマチュア無線フェスティバル(通称:KANHAM)」の日程が決まりました。 今年のテーマは「その電波で未来を探せ! ~新しい出会いUr Call 君の名は~」と題して、7月15日(土)、16日(日)に開催されます。毎年約一万人ほどの人が訪れるハムフェアでは、無線従事者でなくても楽しめるイベントが満載です。特にお子様がたのしめる「楽しい子供化学実験」やJAXA協賛で行われる「コズミックカレッジ」などでは、宇宙に関する知識教育も行われます。 今年は、7月15日(土)16時より油井宇宙飛行士による「宇宙に届け!わたしたちの夢と希望」という題目の講演も行われます。(参加無料先着順) 油井宇宙飛行士は2015年6月から同年12月までおよそ142日間国際宇宙ステーションに滞在したJAXAの宇宙飛行士です。彼も米国滞在中にアマチュア無線の免許を取得し、KG5BPHというコールサインが発給されました。 開場では、当日第4級、第3級の国家試験も受験できます。またKANHAM2017の記念局(8J3A)という記念局の運用も行われます。 今年で22回目を迎える関西最大のアマチュア無線イベントに参加しよう! ●開催日時: 2017年7月15日(土) 午前10時~午後5時 2017年7月16日(日) 午前10時~午後4時 ▼会場:(大阪府池田市 池田市民文化会館、豊島野公園、池田市立カルチャープラザ
アマチュア無線は世界中で使われています。このムービーではアマチュア無線家吉本興業所属の役者、松田百香さん(JI1NYO)と演歌歌手水田かおりさん(JI1BTL)の2名の方が埼玉県にある日本工業大学のアマチュア無線部を訪問して、実際にアマチュア無線を使ってどのように運用しているかなどをインタビューしているJARL(日本アマチュア無線連盟)公式の映像です。 映像の最後にはJARL会長 髙尾 義則氏(JG1KTC )からの映像メッセージも入っています。