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【2026年最新】4アマ開局・電子申請の完全ガイド!初心者向けに手順と必要なものを徹底解説

【2026年最新】4アマ開局・電子申請の完全ガイド!初心者向けに手順と必要なものを徹底解説

第4級アマチュア無線技士の国家試験合格、そして免許証の到着、本当におめでとうございます!ピカピカの富士山ホログラムが入った免許証を手にすると、いよいよ自分も「ハム(アマチュア無線家)」の仲間入りを果たしたと実感しますよね。

しかし、無線機を使って交信するためには、総務省へ申請を行い、あなた専用の「コールサイン(識別信号)」をもらう「開局(かいきょく)」という手続きが必要です。

ここで、これから開局する方に超重要なお知らせがあります。

実は、2025年(令和7年)10月1日の電波法関連の改正により、これまで発行されていた「紙の無線局免許状」は完全に廃止されました! 現在は、すべてデジタル化された「無線局免許記録」という電子データに移行しています。(※総務省 電波利用電子申請サイトより)

「えっ、紙の免許状がもらえないの?」「過去のブログ記事とやり方が違うみたいで不安…」

そんな方もご安心ください。この記事では、私たち「オンエアーズ」が、2026年現在の最新システムに完全対応した開局手順と、新しい「免許記録」の取り扱いルールを世界一わかりやすく解説します。返信用封筒の準備が不要になり、より安く、スピーディーになった最新の手順を一緒に見ていきましょう!

ステップ0:開局・電子申請に必要なモノ(返信用封筒はもう不要!)

パソコンやスマホから手軽に手続きできる電子申請。新システムでは、免許状を送ってもらうための「返信用封筒と切手」が一切不要になりました。まずは以下のものを準備しましょう。

必須アイテム4点セット

  1. 無線従事者免許証(4アマ免許証)
    • 免許証の番号を入力するため、必ず手元に用意してください。
  2. マイナンバーカード + 読み取り環境(スマホ等)
    • 現在のシステムでは、マイナンバーカードを使った本人確認を行うことで、面倒なID・パスワード発行(ハガキ待ち)をスキップし、その日のうちにすぐ申請が可能です。
      ※マイナンバーカードを使わない方法も後述しますので、ご安心ください。
  3. 無線機(トランシーバー)
    • 【初心者への重要アドバイス】 最初の1台は、必ず「技適マーク」がついている現行機種を選んでください。本体の裏などに「技術基準適合証明番号(技適番号)」というシールが貼ってあり、この番号を入力するだけで面倒な手続きを丸ごとスキップできます。
  4. メールアドレス&パソコン(またはスマホ)
    • システムからの審査状況の連絡を受け取るために必要です。画面が広いパソコンの方が入力ミスを防ぎやすいのでおすすめです。

ステップ1:新システムへのログインはマイナンバーで即日!無くても数時間~数日でアカウント解説

準備ができたら、総務省の新しいポータルサイトにアクセスしましょう。今回は個人アカウントを作成して、個人のアマチュア無線局を開設する方法をお伝えします。

総務省 電波利用電子申請サイト

トップページから「始めてご利用の方へ(アカウント発行)」を選択し、スクロールして発行するアカウントの選択で「個人アカウントの発行へ進む」をクリックします。次のページでは「アカウント発行:利用規約」が表示されるので、確認して利用規約に同死して「次へ進むをクリックします。

アカウント発行:ログイン方法の選択

ここでマイナンバーカードに関するパスワードや認証番号などすべてが分かる方は「マイナポータル連携」としてアカウントを発行する事が可能です。マイナンバーに関してわからない場合は「ログインID/パスワード」を選択して進みます。

  • マイナポータル連携:その日のうちに手続きを開始できます。
  • ログインID・パスワード:この方法では、アカウント開設までに数時間~数日かかる場合があります。

※今回は、多くの人に対応できる「ログインIDとパスワード」でのログイン方法で進めたいと思います。

次のステップでは、メールアドレスとパスワードを設定します。確実にメールが受け取れるメールアドレスを入力し、大文字小文字数字を含む8桁以上のパスワードを設定して、進めると、自分あてにメールが届きます。メールの認証を行うと、アカウント登録画面に進みます。

次の画面では、「利用するサービス」の種別を聞かれます。一般的に販売されている無線機を購入して利用する場合が殆どですので、「アマチュア局の簡易な手続き」を選択してください。

続いて「本人確認方法」ですが、マイナンバーカードがあり、それに関連するパスワードや認証キーなどが分かる場合は「マイナンバー」を選べますが、そうでない場合は「本人確認を行わない」を選択し、「次へ進む」をクリックします。

ここからは氏名・住所などを入力していきます。途中「免許情報」とありますので、「無線従事者免許証を有する」にチェックを入れて、従事者免許証の番号を入力します。過去に免許証を無くして再発行をしたことがある場合には「枝番」が振られています。そういった経験がなければ、枝番にはなにも入れる必要はありません。

必要事項をすべて入力し終えたら、最後に「申請完了」が表示されて完了となります。この画面には問合せ番号も表示されます。この番号はメールでも送られてきます。

平日なら数時間後、土日・祝日などを挟むと数日後に登録完了のメールが届きますので、それが届いたら「ステップ2」にすすみます。マイナンバーで登録した人はその日のうちに申請が可能になります。

ステップ2:いよいよ開局申請!初心者がつまずく専門用語を解説

総務省から登録完了のメールが届いたら、ログインします。▶ 総務省 電波利用電子申請サイト

マイページから「新規申請を開始」をクリックして進み、「開局申請」を選択します。画面の指示に従って入力していきますが、ここで初心者が必ず戸惑う専門用語が登場します。

4アマ初心者がハンディ機などで開局する場合の用語の解説と「申請方法」をまとめました。

迷わず入力!用語解説

申請画面の用語わかりやすい意味・入力のコツ
コールサイン(識別信号)以前使っていたコールサインを復活させる場合以外は空欄でOK。コールサインは自分で好きなものを選ぶことは出来ず、総務省が順番に割り当てを行うものです。
無線設備の設置場所 / 常置場所ハンディ機などで持ち歩いて使う場合は、ご自宅の住所(常置場所)を入力し、「移動する」にチェックを入れます。
技術基準適合証明番号(技適番号)準備した無線機に貼られているシールの番号(例:002-xxxxx など)を正確に入力します。これを入力すれば送信機の複雑な設定が自動で完了します。無線機の背面やメーカーのホームページなどでも調べることができます。
YAESU無線機背面の技適番号の例
技適番号は無線機の背面やマニュアル、メーカーのホームページなどで確認できます。

では、具体的に手続きを進めて行きましょう。開局申請のページに移動すると申請前の準備として、無線従事者免許証の準備と、「無線局免許状」、「無線機に表示されている技適マークの番号」を用意するように言われます。

今回が初めての人は「無線局免許状」は不要です。

「申請を開始する」ボタンを押して進みます。

続いて「入力方法の選択」という画面が表示されます。初めて入力しますので「最初から入力する」を選択し、「次へ進む」をクリックします。

宛先担当部課は、お住まいの地域を選択

宛先・担当部課については、お住いの地域の総合通信局長を選択します。その後は自分の個人情報を入力していきます。

電波法第5条に規定する結核事由の有無について

過去に電波法又は放送法に違反して、それに基づく処分などを受けている場合は「有」を選択しますが、基本的には「無」を選択します。「有」の場合はアマチュア局を開設する事が出来ない場合があります。

免許に関する事項:希望する免許の有効期間

これは、自分で任意の年数を選択する事もできますが、基本的には最大有効期間である5年間を希望しておくと良いでしょう。

電波利用料についての選択項目

電波利用料については、年間300円が発生します。これは基本的には毎年郵送で振込用紙が送られてきて300円を支払いますが、5年間の免許を受ける場合、「電波利用料の前納を申し出ます。」にチェックを入れると5年分(1500円)をまとめて支払う事ができます。毎年郵送されてきたものを支払いに行くのが面倒な方はチェックを入れて1500円支払ってしまいましょう。

あとは、必要な個人情報を入力して「次へ進む」をクリックします。

入力項目の切替

第四級アマチュア無線技士の資格をお持ちで、一般的に販売されている無線機を利用する方は「ライトユーザーの入力項目のみを表示する」を選択します。

無線従事者免許証の番号

無線従事者免許証を有するにチェックを入れて、無線従事者免許番号を入力します。アカウント発行時と同様で、紛失したことが無い場合は枝番に何も入力する必要はありません。

移動範囲と電波の形式及び希望する周波数及び空中線電力、備考について

ハンディ機や車載器などをお持ちの場合は移動しますので「移動する」にチェックを入れます。「電波の形式及び希望する周波数及び空中線電力」については「指定可能なすべての電波の形式・周波数及び空中線電力」にチェックを入れます。

備考欄は、過去にアマチュア無線を使っていた人は昔のコールサインを利用できるので、それを希望するか聞かれます。初めての人は何もチェックを入れずに進みます。

最難関:工事設計書

開局申請の中で最もわかりずらい場所で、専門的な言葉が沢山出てくるところです。初めての方は「工事設計情報」から入力を開始します。

1つめの無線機を第「1」送信機として、数字を入れて、次にその技適番号を入れて、その技適番号が存在するかの「技適番号等チェック」をクリックします。技適番号に間違いがなければ、存在している旨が表示されるので「OK」を押して進みます。

一度に複数の無線機を追加する場合には「工事設計情報を追加する」をクリックして情報を追加します。

※ちなみにこの第1送信機、第2送信機などは、後々閲覧ができないため、何番目にどの技適番号を追加したかは必ずメモを取っておくようにしてください。筆者は買い足したりして、第10送信機まで登録してあるため、分からなくならないようにスプレットシートなどにリストを作って保管してあります。

その他の工事設計

これについては、「電波法第3章に規定する条件に合致する」にチェックを入れて次へ進みます。

免許等及び処分通知等を受け取る方法等について

この項目は「すべて電磁的方法により閲覧します。」にします。

空中線電力と手数料

第四級アマチュア無線技士は最大で20Wまで出力を上げることができますが、申請した無線機の最大値のものを入力します。ハンディ機の多くは5Wであるため(マニュアルなどを参照して正しい数値を入れてください。)ハンディ機だけなら5Wと入力します。最後に「手数料を計算する」ボタンを押すと、今回の申請にかかる費用が算出されます。

申請完了!

これで申請内容は全て完了です。最後に確認画面で確認したら「この内容で申請する」ボタンを押せば申請完了です。

ステップ3:手数料の納付(電子化で安くなりました!)

入力内容を確認して送信(提出)すると、総合通信局で審査が始まります。

数日後、登録したメールアドレスに「手数料を納付してください」というお知らせが届きます。このメールが来たら特に不備なく申請が完了したことになりますので、システムに再度ログインし、「照会・納付」メニューから「電子納付(Pay-easy)」を行います。

  • 費用: 4アマの電子申請(空中線電力50W以下)で、免許記録の電子データを受け取る場合、2,750円です。
  • ※紙の証明書を郵送でもらっていた時代(4,530円)に比べ、約40%もお得になっています!

支払いには期限があります。支払いが完了しないとアマチュア局の免許を受け取れませんので、なるべく早めに納入するように心がけましょう。

ステップ4:「無線局免許記録」のダウンロードと備え付けルール

審査が完了し、手数料の納付が確認されると、あなたにコールサインが付与され、システム上で「無線局免許記録」が発行されます!メールで通知が来たら、システムにログインして確認しましょう。マイページには保有している電子免許状等という欄に識別信号と免許番号、免許日と有効期限が書かれた欄が現れます。

【重要】免許記録はどうやって「備え付け」るの?

電波法では、無線局を運用する際、免許の証明を備え付けることが義務付けられています。紙の免許状が廃止された現在、総務省が認めている方法は以下のいずれかです。

  1. スマホやPCにダウンロードして保存する(おすすめ!)
    • 電子申請システムから「免許記録(PDFなどのデータ)」をダウンロードし、スマホに保存しておきます。ハンディ機で外へ出かける際も、スマホの画面で見せられるようにしておけばOKです。
  2. 自分で印刷して保管する
    • ダウンロードした免許記録を、自宅のプリンターやコンビニプリントで印刷し、無線機と一緒に保管します。(一般的なアマチュア局はA5サイズでの印刷が推奨されています)。
  3. システムにアクセスして画面を見せる
    • ※ただし電波の届かない山奥などで提示を求められた際に見せられないため、1か2の方法を強く推奨します。

💡どうしても「公的な紙の証明書」が欲しい場合は?

「やっぱり紙がないと実感が湧かない…」という方は、別途手数料(数百円程度)を支払い、「免許事項証明書」という紙の書類の発行をシステムから請求することができます。ただし、運用上の効力は電子データと同じですので、基本的には無料のダウンロード(PDF保存)で十分です。

新しい電子申請を活用して、さあ電波の世界へ!

いかがでしたか?「免許状の廃止」と聞くと驚くかもしれませんが、実際には「ハガキ待ちなし」「返信用封筒なし」「手数料が安い」と、これから開局する初心者にとってはメリットだらけの素晴らしいアップデートです。

【2026年版・開局までの流れのおさらい】

  1. 事前準備: 4アマ免許証、技適無線機。
  2. ログイン: 新サイトでIDとパスワードを取得、またはマイナンバーで即日ログイン。
  3. 開局申請: 無線機の説明書を見ながら専門用語(技適番号等)を入力。
  4. 手数料納付: 審査後、ネットバンキング等で2,750円を支払う。
  5. 免許記録取得: コールサイン入りの免許記録データをダウンロードしてスマホ保存!

あなた専用のコールサインを手に入れれば、日本中、そして世界中のアマチュア無線家たちと交流する扉が開かれます。

オンエアーズ(On-Airs)では、開局後の「初めての交信(ファーストQSO)のやり方」や、「初心者におすすめのハンディ機・アンテナ選び」など、これからのハムライフを充実させる情報をたくさん発信しています。

免許記録をスマホに保存したら、ぜひまたオンエアーズの別記事を読みに来てくださいね。それでは、電波の世界でお会いできる日を楽しみにしています。

初心者のためのコミュニティへも参加しよう!

申請の仕方が分からない方や、免許をとったけどどのように運用してよいか分からないという方は、オンエアーズ内の初心者コミュニティに参加して質問してみましょう!

>>オンエアーズ【初心者コミュニティ】アマチュア無線はじめました

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こんにちは!オンエアーズのライターmayasaです。 小学生の時にアマチュア無線の電話級を取得、高校1年で2アマ(当時はモールスの聞き取りがありました!)社会人で1アマを取得!大学では電子工学を学び、電子回路の制作などを行っていました。 日頃からアマチュア無線の普及啓発活動に取り組んでいます。 子どもから大人まで多くの人にアマチュア無線の資格取得のための講習会を開催しています。 【関連資格】 第一級アマチュア無線技士 第一級陸上特殊無線技士