【解説】
第一条は国家資格の試験にもよく出る電波法の目的としてとても重要なものです。電波は有限なものです。これを公平にそして有効、平等に使うことで「公共の福祉を増進」することが電波法の目的です。さて、ここで「公共の福祉」という言葉ですが、福祉というとシルバーなどのイメージが出てきてしまいますが、福祉とは「豊かさ」などを意味する言葉です。公共の福祉とは「みんなで豊かになろう」という意味を持っています。
第二条は、言葉の定義です。「電波」や「無線」という技術的な言葉が出てくる法律です。その定義を明確にするために用意されています。これらの言葉のより詳しい意味についてはオンエアーズのサイト内でより詳しく紹介しています。ここでは、3,00万MHz(三百万メガヘルツ)は、3THz(三テラヘルツ)です。これ以下の周波数の電磁波のことを「電波」と定義しています。
ちなみに電磁波の速度は「光」と同じスピードになります。